同族意識

この状態にやっと気が付きました。

「同族意識」というやつです。

「同族意識」というのは、辞書で繰ると、「仲間であるという意識、感覚・連帯感・友愛」

という風に出てきます。

これはバランスが取れて機能している状態のようです。

この意識が強くなると、諍いの基を作ってしまいます。

自分たちグループだけが良くて、他は排除する意識だからですが、

時には自分だけが良くて、他は家族ですら排除する、

といった状態もあるようです。

この間の日韓、日中感情のもつれなどもこれで説明が付きますね。

今戦闘状態にある中東やアフリカ、東欧等の内戦などもみなこの意識が招いたものでしょう。

小さいところでは家族、親族一族で強烈に働くようです。

学校のクラス、部活、塾、会社、ママ友、等の小グループの中でも活躍しています。

先ほども言いましたが、これがよい形で働いているときは、

そのグループや個人が守られ、全体のバランスが整いやすいのかもしれません。

でも、どうも今はどこもかしこもバランスを崩し、

とっても不自由で、生きにくい、窮屈なルールに縛られた状態にいる方が多いように思います。

ひょっとすると、今まで分からなかっただけで、

最近それが見えるようになってきただけかもしれないのですが。

人間関係というより、もう少し組織立った、「立場」間のトラブルは、

殆どこの意識の暴走からきていたのかもしれません。

正体がばれたからには、もう終息への道を歩き始めたのかもしれませんね。

皆さん一人ひとりの中にも流れるこの意識の働きを見つけ、

皆さんの現実を自由に穏やかに整えて生きましょう。