足りてますか?7つの欲望

人の欲望は大きく7つに分けられるようです。

それは、食欲・金銭欲・物欲・色欲(精神面/肉体面)・権力欲・名誉欲・睡眠欲です。

これまで私たちは欲望というものは浅ましいもので、

なるべく抑えないといけなくて、

「執着してはならないもの」という見方があったように思います。

いつからこうした考え方が一般の人の間に定着したのでしょうか?

 

でも、何故人々はこうした欲望に執着するのかというところを見てみると、

むしろ「満たされないから執着する」というこが見えてきますよね。

波動の考え方で行くと、

満たされていれば、満たされた現実を体験していくことになり、

満たされていなければ、満たされていない現実を体験していくわけです。

そして、満たされていない現実を体験していると、満たされることに執着してしまうわけです。

且つ、それは満たすべきではない、満たしちゃダメ、と言われていれば、

そこにはいつも罪悪感が伴い、

それでもやっぱり満たされずに絶望感に襲われて、

自分への信頼が薄らぎ、自己否定へと繋がっていきます。

 

それはどう考えても、正しくもなく、美しくもありません。

「足るを知る」という言葉があります。

それは本当に足りた時に「足る」を「知った」という結果としての

心と体とそれによって起きた現実の状態を表しているだけで、

ただそれを人に押し付けても意味は無いのだと思います。

 

また、それを「満たす」ために他者に求めても形にはなりませんが、

自分で「満たす」ためにまずできることは、

自分が何に満たされていて、

何に満たされていないのかを「正しく知る」ことだと思います。

「(自分の)足らない(ところ)を知る」ことの方が先に必要なようですね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。^^/