意識の階層

人は、大きく分けると「肉体」と「エネルギー体」と「意識」とでできているようですが、

これらを作っている素は全て種々の素粒子、言い方を変えれば「情報」です。

そして私たち一人一人は何が違うかと言うと、

この「情報」がちょっとずつ違うんです。

「肉体」については分かりやすいですが、「意識」については少し分かりにくいようです。

知ってることや学んだことが違うとか、風習や地域性というのともまた違うからです。

人の意識は「第一意識」「第二意識」「第三意識」に分けられるようです。

(それ以下の意識というものもあります。)

「第一意識」は人の意識の初期段階です。

夢意識とも呼ばれ、意識したこと、考えたり思ったりしたことは形になりにくく、

グループで共通の夢を見ているような状態です。

幼児の頃はこの意識の状態で、「こめかみ」を通じて母や家族と一体化し、

情報を共有することで未熟な部分を補い、

次の成長の段階に備えます。

ところが、この第一意識のまま次の段階に進まずに大人になっている人も相当数いるようです。

おそらく人類の不調和なノイズ(恐怖や負の感情、思考、信念など)が邪魔をしていて、

そのお陰で「先に進むより今のままの方が楽」という選択をしてしまうからでしょう。

これまではその方が生きやすかったかもしれません。

が、時代はもう移り変わってしまいました。

「第一意識」のままでは情報もエネルギーも回らず、

とてもシンドイ状態になってきているようです。

これまで個々人の中で闇に隠れていた不調和なエネルギーが表面化し、

グループの中のより不調和な状態の人が代表で現象化をしているように思います。

最近多発している様々な驚くべき事件の数々は

こうした背景の基に起きている気がしています。

早く次の段階に進めとばかりにお尻をつつかれているのでしょう。

 

今私たちはこうした意識の成長バランスの中にいます。

「いい人」も「悪い人」も外にいるのではありません。

そんな単純な区分ではありませんが、

様々な影響を受けつつこれからの選択を迫られています。

全ての問題は私たちひとりひとりの中にもあることを「認めて」から「許して」、

「受け入れた」上で「手放す」という心の作業と共に

ひとりひとりが自分の問題としてのノイズとどう向き合い、

「どう生きるのか」が問われているようですね。

 

「第二意識」

「第三意識」

「動物以下の意識」についてはまたの機会に。。。^^